田舎に暮らしたいけど、けっこう大変そう。という心配があると思います。
その通りです。田舎暮らしは大変な部分が多いです。
その代表が夏の草刈り!!
でも大丈夫です。やり方一つ、考え方一つで苦じゃなくなります!!
<田舎暮らしの大敵は夏の草刈り>
ここでは田舎を山間地、もしくは中山間地の田舎を限定して話していきます。
中山間地以降の田舎の何が大変かといえば、斜面の多さです。
草刈りをするのに、平地に比べて危険な急斜面をせっせと草刈りしていかなければいけないのは本当に大変です。一歩間違えたら大けがをしてしまいます。
さらに夏の暑さ。
暑い時期に草はどんどん伸びる。二重苦です。
草刈機を使えば刃を扱うことになるので怪我の危険で三重苦。
さらに移住者にとっては、小さいころから斜面になれているわけではないので、さらに辛さが増します。
<それでも田舎暮らしは魅力的>
いくら草刈りが大変だといっても、田舎の良さは変わりません。その土地が好きになったからこそ移住を考えているのだと思います。
つまり、魅力的な田舎を作っているのがあなたなのです。
そう考えると草刈りを前向きにとらえられるのではないでしょうか?
結局は、アスファルトやコンクリートで固められた場所で草刈りをほとんどすることなく一年を過ごすか、
四季の変化を感じながら村人一体となって草刈りをして、そのお気に入りの景色を維持していくか、
そのどちらかを選んだということだと思います。
<草刈りの目的とは何か>
そもそも草刈りは何のためにするのでしょうか。
それは、一言で言えば、土地の維持です。
草刈りをせずに放置しておくと、背の高い、根のあまり張らない雑草で覆われます。
そのまま雨が降ると水の流れる道ができて、土が流されます(土壌流出)。
その状態が繰り返されると、土はどんどん流され、土によって支えられていた道路や農地は崩れていきます。
また、人害としては、雑草が伸びて枯れて、その枯草にたばこの火などが付くと一気に燃え広がります。
つまり、草刈りとは景観維持ではなく、その土地を維持するための行いなのです。
この行いの結果、みんなが心地良いと感じる景色が出来上がっているのです。
<草刈りの技術>
草刈りはどうやってするとよいのでしょうか。
田舎では草刈機が一般的ですよね。
鎌を使うときもあると思います。
道具はどうであれ、草刈の目的は、その土地の維持ですので、目的が達成されたら大丈夫です。
そこで、最近流行っているナイロンコードで草刈りをすることを考えてみたいと思います。
草刈り機にナイロン製のヒモを取り付けて、回転させて、その回転力で雑草を切っていくものです。
金属の刃ではないので作業者が安全だということも特徴の一つです。
さて、ナイロンコードで切るときに気をつけたいことは、地面をたたかないことです。
なぜなら、地面をたたくと、地表にでている葉っぱは綺麗に刈り取ることができますが、反面、地表を裸の状態にしてしまうからです。
地表が裸ということは、雨が降れば土が流されてしまうことにつながるのです。
つまり、草刈の目的が、土地を維持することなのだとしたら、土壌流出を招くような草刈りの仕方は間違っていることになります。
これはナイロンコードだからそうなりやすい、というだけであって、他の方法でも同じことが言えます。
チップソーを使おうが、土を裸にする刈り方は間違っています。
<草刈りを無理なく進めるコツ>
草刈りは必須作業と言いましたが、倒れるまでする必要はないと思っています。
では倒れないためにどうしたらよいかと言えば、
地面すれすれを刈るような神経を使う刈り方をしない、ということです。
地面すれすれの方が刈ったあとは綺麗に見えます。
けれどその分刃先に神経を集中させ、余計に体力や気力を使ってしまいます。
なので、一般的に高刈りと言われる刈り方をしましょう。
<高刈りのメリット>
高刈りのメリットは、
草刈りのすぐ後に、いち早く生えてくるイネ科の雑草の伸長を抑えることができる。
ということです。
草を地面すれすれで刈ったとしても、生長点が地面の地表に隠れているイネ科の植物は、すぐに生長点から新しい葉を伸ばしてきます。
イネ科以外の植物は、根っこ付近からわき芽を伸ばせたらいいのですが、大抵は種から生長し直します。
ですので、高刈りをして、イネ科以外の雑草にわき芽を伸ばしてもらうことにします。
そうするとイネ科の雑草は邪魔をされて自由に伸びれなくなります。
この方法の結果、真上に伸びていくイネ科の雑草は抑えられるので、なんとなく雑草の背丈は低い状態を維持してくれます。
また、地面が裸にならないので土壌流出が抑えられます。
いかがでしたでしょうか。
草刈りは簡単なようで奥が深い作業です。
一生付き合う草刈りとの関わり方をそれぞれの方が見つけることができたらと思っています。